【指輪のクリーニング】で身につけるジュエリーをずっときれいに。
少しづつ暑くなり、汗をかく季節になってきましたね。お肌を見せる機会も多くなり、目を惹くジュエリーがファッションの主役になることも。みなさまは、指輪のクリーニングはされていますか?指輪のクリーニングは、指輪を美しく保ち、長持ちさせるためにとても大切なケアです。
でも実際にクリーニングについて分からないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、指輪のクリーニング方法についてご紹介していきたいと思います。こちらは、プラチナ・金・ラボグロウンダイヤモンド(ダイヤモンド)があしらわれている指輪のクリーニング方法となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1. 自分でできる簡単クリーニング!必要な道具
指輪の一番の汚れの原因は、皮脂や化粧品による油分です。
指輪を見て石の輝きが曇ってる・色が白っぽい・黒っぽいと感じたらクリーニングがオススメです。
こちらでは、自分で簡単にできるクリーニング方法をお伝えしていきたいと思います。まずは、クリーニングに必要な道具を揃えましょう。ご自宅にあるもので大丈夫ですが、指輪が傷つかないように布や歯ブラシなどの素材は柔らかいものをご用意ください。ぬるま湯は汚れを浮かすために使用しますので、触れるくらいの少し熱めのものがおすすめです。
- ぬるま湯
- 中性洗剤(食器用洗剤など)
- 柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
- 柔らかい歯ブラシ
- ボウル
2.クリーニング手順(プラチナ・金)
必要なものが準備できたら、次はクリーニングの手順をご説明いたします。
①洗浄液を作る:ボウルにお湯(触れるくらいの熱めのもの)を入れ、中性洗剤を3〜4滴加えます。指輪をこの洗浄液に浸します。
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②浸す:指輪を洗浄液に5〜10分間浸して、汚れや油分を浮き上がらせます。
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③ブラッシング:柔らかい歯ブラシを使い、ダイヤモンドなどの石を留めている爪の部分や、指輪の表面・細かい部分を優しくブラッシングします。デザインが複雑な部分は、特に優しく洗ってくださいね。
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④すすぐ:指輪をぬるま湯か水道水で洗剤が残らないようにしっかりすすぎます。細かなデザインの場合、この時に細かなパーツや石などが外れていないか確認してから流してください。ザルなどを使って洗浄液を流すのがおすすめです。
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⑤乾かす:洗い終わったら柔らかい布で指輪を優しく拭き、完全に乾かします。自然乾燥も可能ですが、湿気のない場所で行うようにしてください。
3. クリーニングの注意点
ご自分でのクリーニングは比較的、簡単にできることがお分かりになったと思いますが、クリーニングをする際に注意しなければいけないことがいくつあります。こちらでは、その注意点について詳しくご説明していきたいと思います。
化学薬品を避ける:上記のクリーニング方法できれいに汚れが落ちなかった場合でも、漂白剤やアンモニアなどの強い化学薬品は使用しないでください。金属や宝石を傷める恐れがあります。
超音波洗浄機の使用:繊細なデザインや宝石が付いている場合、超音波洗浄機の使用はご注意ください。手洗いよりも手間も省け、汚れもきれいに落ちますが、宝石が緩む原因となることがあります。
「含浸処理」をしている宝石は要注意:天然石を美しくするための処理として知られる、「含浸処理(がんしん)」をしている宝石で有名なものはエメラルドなのですが、エメラルドは石の中に内包物やクラックなどの割れがあるため、オイルや専用の樹脂を含浸することで、綺麗な状態にしているものがほとんどです。
そのため、この含浸処理を施している宝石は超音波洗浄をしてしまうと、その含ませた成分が取れてしまう恐れがあるため、一般的にエメラルドは超音波洗浄はされません。その他の宝石には「加熱処理」をして発色を高めているものなど色々あるのですが、特にエメラルドの含浸処理は洗浄においては要注意です。
クリーニング方法の確認:地金がシルバーやメッキ、天然石などがついているものの種類によっては、水やお湯につけてはいけないもの・専用のクリーナーが必要となるものもございます。金やプラチナ以外のクリーニングについては、ご購入されたお店へご確認ください。
4. クリーニングの頻度や一般的な相場
クリーニングはどのくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか?というご質問もよくいただくので、こちらではクリーニングの頻度についてと、専門店にお願いした場合の一般的な相場をお話していきたいと思います。
クリーニングの頻度については、1週間に一度や3ヶ月に一度などお店によってオススメされる期間は違いますが、こちらは指輪の地金やデザインによっても変わるため決まりがあるわけではありません。ですが、金やプラチナは3ヶ月に一度程度のクリーニングを行うことで、指輪の美しさを保つことができます。
・シルバー製品:メッキがかけられていない場合は数日で変色したり、メッキが施されていても表面の変色は早いため、色の発色がくすんでいれば洗浄時期です。
・金(k10、k18)、プラチナ(PT950、PT900):金やプラチナは表面にメッキを施さない地金の色味なので、変色等は少なく、地金の色がくすむことはあまりありません。目安としては、皮脂汚れが装飾部分(石の周りや、彫模様など)に入り込むと輝きが損なわれるため、それを感じた場合が洗浄時期です。
※k10YGだけは、地金のうちの半分以上の割金が銀や銅で作られているので、k18に比べると保管期間の間に、銀の部分が変色しやすいので、黒ずみが表面に出て来たり、くもったりします。
また、クリーニングを専門店にお願いするという方法もあります。指輪をご購入された方には無料でクリーニングするというお店も多くありますが、こちらの無料は石が取れる心配がないものや、デザインが繊細で丁寧に扱わなければならないもの以外が対象となるようです。
より丁寧に扱わなければならないデザインのものは、破損しないよう自社の専門工場にお願いするということもあるため有料となります。こちらも指輪の地金などの素材にもよりますが、一般的な相場でいうと1500〜3000円が多いようですが、やはり専門家によるメンテナンスはご自身でクリーニングされるより、より深い汚れやダメージの修復が可能になります。
5. 汚れによってクリーニング方法を変える
指輪のクリーニングでも、自分で簡単にできるものから専門店にお願いする方法までさまざまです。色んな方法があるからどうしよう...とお思いの方もおられると思います。そこで、汚れによってどのクリーニングがオススメかもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①軽度の汚れ→乾いた布等で、皮脂などの油分汚れを優しく拭きとる・自分で簡単にクリーニング
軽度の汚れは、自分でケアできる範囲なので、まずは簡単なケアをお試しください。
※ジュエリー店などで販売されているジュエリー磨き布を使うこともおすすめです。磨き布には素材に合わせた研磨剤が含まれているので、シルバー用、ゴールド用、プラチナ用、パール用と種類が別れていますので、ジュエリーにあうものを選んでください。
②中度の汚れ→隙間に入り込んだ汚れは手や簡単なクリーニングでは取りきれないため、ご購入されたお店で超音波洗浄をしてもらう。
自分でケアしたけど、まだ汚れが気になると感じる場合は一度ご購入されたお店へお問い合わせしてみてください。超音波洗浄をするだけで、かなり綺麗になります。
③重度の汚れや、傷→汚れだけではなく、傷などがある場合は、 購入店での新品仕上げをしていただくのがオススメです。
超音波洗浄をしても落ちない汚れや小さな傷は、地金の表面にできた変色や凹凸です。クリーニングを試してもダメだったという場合は、専用の工具で表面を磨くことで、指輪の輝きは蘇ります。ご購入されたお店や専門店でお願いしてみてください。
6. 指輪の保管方法
ここまでは、指輪のクリーニング方法についてお伝えしてきましたが、最後に指輪の保管方法についてお話したいと思います。クリーニングしてキレイになった指輪は、保管方法がとても大切です。
直射日光を避ける:直射日光の当たらない場所に保管することで、色褪せを防ぐことができます。
湿度に注意:湿気の多い場所を避け、できるだけ風通しの良い環境で保管してください。
ジュエリーボックスやジュエリーポーチを使う:傷が付かないよう、ジュエリーはできるだけ個別に保管するようにしてください。ジュエリーボックスを使用したり、お出かけや旅行などで持ち運びされる際は専用のジュエリーポーチがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?指輪を定期的にクリーニングしたり、保管をきちんとするだけで指輪本来の輝きや美しさを保つことができます。大切なものだからこそ、お手入れもほんの少しこだわるだけでより愛着のあるジュエリーへとなっていくと思います。
まだクリーニングをしたことがないという方は、ぜひ一度試してみてくださいね。夏のキラキラした日差しに負けない、ジュエリーの輝きでおしゃれをもっと楽しんでくださいね。
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