みなさまは、指輪のつける位置で意味が変わることをご存知ですか？今、どの指に指輪をつけていますか？今まで、なんとなく身につけていた指輪もそれぞれの意味を知れば、つける指を変えたくなるかもしれません。
今回は、指輪のつける位置で変わる意味と指ごとの象徴・由来について解説していきたいと思います。
目次
1.つける位置によって違う指輪の名称2.右手と左手、それぞれが持つパワーとは？
3.親指
4.人差し指
5.中指
6.薬指
7.小指
8.ポジティブなパワーを持つ指は？
1.つける位置によって違う指輪の名称
特別な機会だけでなく、ファッションアイテムとしても男女共に楽しめる指輪。
彼氏とのペアリングは右手の薬指、結婚したらマリッジリングは左手の薬指。
誰から聞いたわけでもなく、なんとなくここにつけるものということは知っているものの「なんでこの指なんだろう？」「気に入ったデザインのリングを見つけたけど、どの指につけたら良いの？」と思ったとこともあるのではないでしょうか?
実は、薬指以外にも指にはそれぞれ意味があり、つける位置によって違う指輪の名称があります。
みなさまは、いくつご存知でしたか？恥ずかしながら、筆者はピンキーリングしか知りませんでしたが、実はどの指にもちゃんと指輪の名称があったんですね。ここからは意味や由来についてもっと深堀していきたいと思います。
2. 右手と左手、それぞれが持つパワーとは？
古来より、右手は「権力と権威の象徴」で行動力と関係し、力を引き出してくれるといわれています。これは、他人とのコミュニケーションや社交性を高めるとされ、一般的に右手は握手を交わす手であることから、社会的なつながりを強めると言われています。また、右手は陽（ポジティブ、活動的なエネルギー）を表すとされ、積極的な行動や前向きな変化を促進する力があります。
一方、左手は「創造力や信頼の象徴」で、精神力と関係し、インスピレーションを与えてくれるといわれています。左手は「感情の手」「受け取る手」としても知られ、感情や直感・内面的な世界など、心の内側に向かう力を持っている・新しいものや人を受け入れる力、物事を受容する力を持っているなどとされています。また、左手は陰（静的、内向的なエネルギー）を表し、リラックスや安定、内省を促進する力があります。
3. 親指
かつては、弓を引くときの指を保護するためリングを着けていたそうです。また、古代ローマでは、親指に指輪を着ければ願い事が叶うとされていたのだとか。
■左手の親指
目標を実現させたい方におすすめ。
信念を貫く、困難を乗り越えるといったパワーがあるといわれています。
■右手の親指
リーダーシップを発揮したい方におすすめ。
指導力、統率力を意味し、権力をもたらしてくれるといわれています。
4. 人差し指
人差し指は「人を導き、教える指」とされており、キリスト教の司祭や中世ヨーロッパの王族が好んでリングを着けた指といわれています。また、行動力を上げて良縁を呼び込み、幸運を招いてくれる指ともされています。
■左手の人差し指
気持ちを前向きにしたい、積極性を高めたい方におすすめ。
ポジティブになり自分の目指す方向へ導いてくれるといわれています。
■右手の人差し指
縁を繋いでいくともされているので、婚活中の方にもおすすめ。
気持ちを落ち着かせると、集中力が増して良い判断ができるといわれています。
5. 中指
中指は「直感やインスピレーション」を象徴する指とされています。クリエイティブな仕事をされている方には特におすすめ。また、風水では魔除けの指ともされており、悪縁を遠ざけることができるともいわれています。
■左手の中指
人間関係を良くしたいという方におすすめ。
協調性を高め、コミュニケーションを円滑にしてくれるといわれています。
■右手の中指
直感やインスピレーションを発揮するといわれている右手の中指はパワーアップの指でもあります。悪い運気を払って、パワーを呼び込んでくれます。
6. 薬指
薬指は「創造」を象徴する指。左手薬指には心臓から続く血管が繋がっていると信じられており、結婚指輪については、古代ローマで婚約成立時に代金の支払いの証拠として花婿が花嫁の父親に指輪を渡した事がルーツではないかとされています。
■左手の薬指
愛情や絆を深めたいという方におすすめ。
愛を深め、家族運をあげるなどの意味があります。
■右手の薬指
心を落ち着かせ感性を高めたいという方におすすめ。
恋人がいるという意味でラブリングとも呼ばれています。
7. 小指
小指は「チャンスや秘密」を象徴する指とされています。
おもいがけないチャンスを呼び込むとされ、変化を求めている方や新しい恋を求めている方に向いています。
■左手の小指
チャンスを掴みたい方や、素敵な恋を引き寄せたい方におすすめ。
変化とチャンスの象徴、願いを叶えてくれる指ともいわれています。
■右手の小指
自分の魅力をアピールしたい方におすすめ。
表現力を上げたり、自分の魅力を引き出してくれたりするといわれています。
8. ポジティブなパワーを持つ指は？
どの指にも意味や象徴がありますが、ポジティブなパワーを持つ指はどの指なのでしょうか？一般的に、特にポジティブなパワーを持つと言われている指についてまとめてみました。
薬指（特に左手の薬指）：
愛、絆、創造性の象徴。左手の薬指に指輪を着けることで、愛や人間関係のポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。婚約指輪や結婚指輪を着ける指としても知られています。
人差し指：
権威、野心、自信の象徴。
人差し指に指輪を着けることで、自己肯定感や決断力を高め、ポジティブな自己表現を促進する効果があるとされています。
中指：
バランス、責任、独立の象徴。
中指に指輪を着けることで、冷静な判断力や自己調整能力を高め、ポジティブなエネルギーを維持するのに役立ちます。
小指：
直感、コミュニケーション、変化の象徴。
小指に指輪を着けることで、創造力やコミュニケーション能力を高め、新しい機会やポジティブな変化を引き寄せる効果があるとされています。
この中でも、特に左手の親指にはポジティブな気持ちが宿るといわれています。 強い意志が内側から湧いてきて、目標達成までのあと押しや自信を与えてくれ、 夢を叶えるために乗り越えなくてはならない障害・困難・苦労がある場合、弱い心を打ち砕いてくれるとも言われています。そのため、やはり婚約指輪や結婚指輪などの大切な指輪はこの指につけられているのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか？指輪をつける指によってその意味や象徴が異なるのは、長い歴史と文化に根付いて言い伝えられてきたことのようです。私たちが知っている左手の薬指は「結婚や婚約を象徴」し、右手の薬指は「愛や信頼」を示すため、ちゃんとした意味があったのですね。
指輪は単なる装飾品としてだけでなく、つける指が持つ意味を知ることで、より深く思い入れのあるものになるのではないでしょうか。みなさまもぜひ、ご自身の気持ちやその時の状況に合わせて、指輪をつける位置を選んでみてはいかがでしょうか。指輪を通じて、自分自身や大切な人との絆をより強く感じることができるのではと思います。
最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。指輪の選び方や意味についてのご質問やご意見がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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