ラボグロウンダイヤモンドとは?これだけ読めばよくわかる7つのポイント!

12th April 2024
ラボグロウンダイヤモンドとは?これだけ読めばよくわかる7つのポイント!

最近話題になっている、「ラボグロウンダイヤモンド」

 

天然のダイヤモンドとは何が違うのか?ダイヤに似た偽物なのか?耳にはするものの、実際はよくわからないという方もまだまだ多いと思います。

 

そこで、今回はラボグロウンダイヤモンドの特徴と魅力についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

  【目次】

  1. ラボグロウンダイヤモンドとは
  2. 採掘された天然ダイヤモンドと全く同じ成分
  3. 際立った透明感ある輝きの秘密
  4. ラボグロウンダイヤモンドの生産方法
  5. 環境や人に優しいエシカルジュエリー
  6. 手に取りやすい価格
  7. 注目されるようになった理由

 

 

 

1.  ラボグロウンダイヤモンドとは

 

BRIGHT&BREEZYのラボグロウンダイヤモンドリング

 

ラボグロウンダイヤモンドは採掘された天然ダイヤモンドと、科学的・物理的・光学的性質が全く同じ物質です。天然ダイヤモンドと同じ炭素を原料としているだけでなく、結晶構造や硬度も完全に同じように作られています。

 

天然ダイヤモンドとの唯一の違いといえば、ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)は、ラボ(研究所)にある機械の中で天然のダイヤモンドが生成する過程・環境を再現して育てられたダイヤモンドだということです。

 

さらに、天然ダイヤモンドでは数%しか採掘されない「不純物をほとんど含まないクリアな輝き」を持って生まれてくるのです。

紛争に関係せず大地を傷つけることなく生まれてきたラボグロウンダイヤモンドは、アメリカを中心に人気に火が着き、今では世界各国のジュエリーブランドやハイファッションブランドが注目している次世代のダイヤモンドとなっています。

 

 

ラボグロウンダイヤモンドは合成ダイヤモンド?

 

  

2.  採掘された天然ダイヤモンドと全く同じ成分

 

ラボグロウンダイヤモンド

 

 

天然のダイヤモンドは地中深くで生成されるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは地上の研究所(ラボ)で生成されます。

 

採掘された天然ダイヤモンドと、生み出される環境が違うだけで科学的・物理的・光学的性質は完全に同じ成分・特徴を持っており、同じ炭素を原料としているだけでなく、結晶構造や硬度も完全に同じように作られています。

 

そのため、キュービックジルコニアやモアッサナイトなどの模造石・類似石とはまったく異なります。

 

 

 

3. 際立った透明感ある輝きの秘密

 

ラボグロウンダイヤモンド

 

 

 

ラボグロウンダイヤモンドは、際立った透明感と目を引くような美しい輝きを持つと言われており、その秘密はダイヤモンドの持つタイプにあります。

 

ダイヤモンドのタイプ表

 

天然ダイヤモンドの約98%は、炭素の中に窒素を含む「type I」に分類されています。

 

残りの約2%は炭素の中に窒素を含まない「type ll」の中でもさらに不純物をほとんど含まない、わずか約2%の「type IIa(タイプ2A)」に分類され特に大粒のものはプレミアがつき高値で取引されます。

 

これに対し、全てのラボグロウンダイヤモンドは、この Type IIa [タイプ2A]に分類され余計な不純物を含まない状態で結晶化しているため、Type Ia(タイプ1A)のダイヤモンドよりも硬く輝きがあります。

 

 

 

4. ラボグロウダイヤモンドの生産方法

 

ラボのイメージ画像

 

 

天然のダイヤモンドは地球の奥深くで長い年月をかけて生み出されるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは工場や研究所(ラボ)で数日から数週間で作られます。

 

 ラボグロウンダイヤモンドの製造方法は、大きく分けて2つの製造方法があります。



①天然ダイヤモンドの生成環境を再現したHPHT方式

最も古くから研究され、現在多く普及しているHPHT方式は、天然ダイヤモンドが生成される環境を「工場や研究室」で再現します。天然ダイヤモンドは地球の深部で、長い時間をかけて高温と高圧の環境で炭素が結晶化してできたものですが、それに近い環境を人工的に作り出し、筒状の炭素に55,000気圧ほどの圧力と1,400℃以上の高温をかけて人工的に生成します。

 

②ダイヤモンドを層状に成長させる化学気相蒸着法CVD方式

大粒でクリアなダイヤモンドに適したCVD方式は、スライスされたダイヤモンド種結晶の上に、気体状の炭素分子をミルフィーユのように積み重ねて生成します。炭素を含有したメタンガスにマイクロ波のエネルギーを与えることによって、少しずつダイヤモンドを成長させ、さらには化学的な不純物の種類と量を細かく制御できるので、純度の高いダイヤモンドの生成が可能です。

 

代表的なこちらの2つの方法から生み出されるラボグロウンダイヤモンドは、天然のダイヤモンドと同じ成分・組成を人の知恵と技術によって創り出せるようになりました。

 

そして、このように生まれたラボグロウンダイヤモンドの輝きは美しく、ダイヤモンドそのものです。

 

 

 

5.環境や人に優しいエシカルジュエリー

 

自然に溶け込むラボグロウンダイヤモンドリング

 

 

天然ダイヤモンドは、鉱山を掘り起こして原石を採掘するため、土壌や大気汚染など環境への負担・また採掘地での強制労働や紛争地で産出し密売される「紛争ダイヤモンド」が国際的に問題視されてきました。

 

それに対し、ラボグロウンダイヤモンドの生成過程は地球に優しく、土壌や大気汚染など環境への負担がほとんどありません。また、紛争や労働問題とは無縁のラボで育つため、環境に優しく、安定して供給できるエシカルなジュエリーです。

 

近年、日本でもエシカルファッションへの意識が高まっており、サステナブルで美しいジュエリーとしてラボグロウンダイヤモンドという新たな選択肢が注目を集めています。

 

ラボグロウンダイヤは本当に環境に優しいのか?

 

 

6.手に取りやすい価格

 

ダイヤモンドとラボグロウンダイヤの価格比較イラスト

 

 

天然のダイヤモンド1カラットを採掘するためには、約1,000トンの砂を掘り起こす必要があるとも言われ、ダイヤモンド採掘は多くの時間と労働力を費やします。

 

一方で、上記でもお話ししたようにラボグロウンダイヤモンドはラボの中で数週間〜数ヵ月で質の良いダイヤモンドを作り出せるため、天然ダイヤモンドの採掘に比べてとても効率的です。

 

そのため、天然ダイヤモンドの約30%〜40%の低い価格で販売されているので手に取りやすく若い世代にも人気なのです。

 

 

OUR PRICING   価格についてはこちら 

 

 

7. カスタマイズなどの選択肢が広がる

 

カラーダイヤモンド

 

 

 

天然のダイヤモンドには、レッドやブルーなどのカラーダイヤモンドがありますが色の薄いものが多く、濃く鮮やかに発色しているものは非常に稀で貴重とされています。

 

それに比べて、ラボグロウンダイヤモンドは大きさや形・色の選択肢が広いため、天然のダイヤモンドでは通常入手できないカラーや大きさを楽しめるのも大きなポイントです。

 

また、手に取りやすい価格だということもあり、好みに合わせた色や形の選択肢が広がるため、より個性的なデザインを求めている方たちからも人気です。

 

 

COLORFUL COLLECTION -カラーダイヤのコレクションについてはこちら- 

 

8. 注目されるようになった理由

 

BRIGHT&BREEZYのラボグロウンダイヤモンドリング2

 

 

ここまでお伝えしてきたとおり、ラボグロウンダイヤモンドが注目されるようになった理由は以下のようになります。

 

・ダイヤモンドと全く同じ高い品質
・環境への影響の軽減や人権問題の回避
・手に取りやすい価格
・カスタマイズなど選択肢が広い
・世界的なサスティナビリティへの関心の高まり

 

 

上記に加え、2019年に立ち上げられた「持続可能なファッションのための国連アライアンス」の関係もあり、ファッション業界にもSDGsの考えが広く浸透しています。そのため、サステナビリティに積極的な若い世代の需要もラボグロウンダイヤモンドの人気を後押ししています。

 

このように、ラボグロウンダイヤモンドが注目されるようになってきた背景にはたくさんの理由があり、近年ではハレの日を彩るジュエリーにラボグロウンダイヤモンドを選ばれる方が増えてきています。

 

BRIGHT&BREZZYでは、みなさまの理想をカスタマイズして頂けるようになっており、経験豊富なスタッフが心を込めてひとつひとつ丁寧に対応させていただきます。

 

ダイヤモンドだけでなく地金や全体のデザインまでをフルオーダーで承っておりますのでお気軽にご相談くださいね。

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